小窓
藤原広嗣の乱

作成日:2023/2/4

藤原広嗣の乱(ふじわらのひろつぐのらん)

藤原広嗣の乱は、奈良時代に起きた内乱。
藤原広嗣が政権への不満から九州の大宰府で挙兵したが、 官軍によって鎮圧された。

事件の背景
藤原不比等政権の末期から、 日本は新羅朝貢させることで安定した外交関係を築き、 それを前提とした軍事縮小を行い経済的な余裕を持った。
続く長屋王も軍縮路線を継承したが藤原四兄弟に討たれてしまう。
藤原四兄弟は唐と対立する渤海と同盟し、 唐を支援する新羅に軍事的圧力をかける外交方針を取った。 それに伴い、西海道に節度使を置き大規模な演習を行うなど、 軍事拡張路線に転じた。

年表

天平9年(737年
天平10年(738年
天平12年(740年
天平13年(741年