小窓
新羅()

作成日:2023/7/2

新羅(しらぎ/しんら、シルラ) 紀元前57年 - 西暦935年

朝鮮史における三国時代の国家の一つ。 朝鮮半島南東部にあった。
当時の朝鮮半島には、新羅の他に、 北部から満州地方にかけて高句麗が、 南西部に百済が、 南部には伽耶諸国がそれぞれ存在していた。

当初は「斯蘆」(しろ、サロ)と称していたが、 西暦503年に「新羅」を正式な国号とした。
朝鮮半島北部の高句麗、半島南西部の百済との並立時代を経て、 7世紀中頃までに朝鮮半島中部以南をほぼ統一し、 高麗、李氏朝鮮と続くその後の半島国家の祖形となった。 内乱や飢饉で国力を弱体化させ、高麗に降伏して滅亡した。

朝鮮の歴史区分では、新羅、高句麗百済の3か国が鼎立した7世紀中盤までの時代を三国時代、 新羅が朝鮮半島唯一の国家であった時代(西暦668年-西暦900年)を統一新羅時代(とういつしらぎじだい)、 新羅から後高句麗と後百済が分裂した10世紀の時代を後三国時代(ごさんごくじだい)という。
ただし西暦1970年代以降の韓国では、 渤海を朝鮮民族の歴史に組み込む意図(朝鮮の歴史観)から、 統一新羅時代を南北国時代(なんぼくこくじだい)と称しているので注意が必要である。

年表

西暦784年允恭天皇10年)

親族

祖父:   祖母:
父親:   母親:
皇后:


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関連項目
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