小窓
大田皇女(おおたのひめみこ)

作成日:2023/7/1

大田皇女
おおたのひめみこ
時代  飛鳥時代
生年  不詳
没年  西暦667年
      天智天皇6年2月頃
父親  天智天皇
母親  蘇我遠智娘
配偶者 大海人皇子
子女  大来皇女
      大津皇子
墓所  越塚御門古墳
 
大田皇女(おおたのひめみこ)  生年不詳 - 西暦667年天智天皇6年2月頃)

同母妹に鸕野讚良皇女(持統天皇)、 同母弟に建皇子、 異母姉妹に元明天皇がいる。

同母妹・鸕野讚良皇女とともに大海人皇子天武天皇)の妃となり、 大伯皇女・大津皇子を生むが、 夫の即位前に薨去薨去当時の大伯皇女は7歳、 大津皇子は5歳で、母方の祖父である天智天皇に引き取られたという。 祖母・斉明天皇、叔母・間人皇女(天智の妹。孝徳天皇皇后)とともに葬られた。

同母妹・鸕野讚良皇女がのちに皇后となったことからみても、 長生きしていれば天武の皇后となったかもしれない妃であった。 大津皇子にとってこの母を早くに亡くしたことは、 皇后所生の草壁皇子との後の対立を含め、 人生に大きな影響を与えたと思われる。

西暦2010年平成22年)、 奈良県明日香村の牽牛子塚古墳のそばから新たに石室が出土し、 越塚御門古墳と命名された。 『日本書紀』に記述されている斉明天皇の墓との位置関係から、 一部では大田皇女の墓であることが決定的であると報じられた。

年表

西暦784年允恭天皇10年)

親族

祖父:   祖母:
父親:   母親:
皇后:


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関連項目
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