小窓
五十鈴依媛命(いすずよりひめのみこと)

作成日:2023/4/10

五十鈴依媛命
いすずよりひめのみこと
綏靖天皇皇后
在位(自) 紀元前580年
      (綏靖天皇2年1月)
在位(至) 紀元前548年
      (安寧天皇元年10月11日)
皇后  紀元前580年
      (綏靖天皇2年1月)
皇太后 紀元前548年
      (安寧天皇元年10月11日)
生年  不詳
生年  不詳
没年  不詳
配偶者 綏靖天皇
子女  安寧天皇
異説  河俣毘売(川派媛)、糸織媛
 

五十鈴依媛命(いすずよりひめのみこと)は、 『日本書紀』、 『旧事本紀』に登場する綏靖天皇の皇后。

姉の媛蹈鞴五十鈴媛命は神武天皇の皇后であり、 豊玉姫玉依姫姉妹と同じく、甥・叔母の異世代婚の系譜を伝える。

日本書紀』の安寧紀によると、 五十鈴依媛命は事代主神の少女(おとむすめ)とあり、 これは綏靖紀二年条に「(安寧天皇の父である綏靖天皇は)五十鈴依媛を立てて皇后と為したまう。すなわち天皇の(みおば)なり」とあるのと合致する。

なお、『古事記』には五十鈴依媛命は登場せず、 河俣毘売綏靖天皇の皇后である。