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研究者(外国)

作成日:2024/5/15

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アルフレート・ウェーゲナー

アルフレート・ロータル・ウェーゲナー / (Alfred Lothar Wegener)
  西暦1880年11月1日 - 西暦1930年11月2日もしくは11月3日

アルフレート・ウェーゲナーは、 大陸移動説を提唱したドイツの気象学者。 現在でいう地球物理学者である。 西暦1908年からマールブルク大学で教鞭を執り、 西暦1924年オーストリアのグラーツ大学の教授に就任した。

義父(妻の父親)は「ケッペンの気候区分」で有名なロシア出身のドイツ人気象学者ウラジミール・ペーター・ケッペン。 日本ではアルフレート・ロータル・ヴェーゲナー、 あるいは英語読みでアルフレッド・ウェゲナーとも表記される

ウィリアム・スミス

ウィリアム・スミス(William Smith)  西暦1769年3月23日 - 西暦1839年8月28日

ウィリアム・スミスは、 イギリスの土木技師・地質学者である。 イギリス本土の地質図を初めて作ったことなどで知られているが、 その業績が認められたのは晩年に入ってからだった。

ウィリアム・ハーシェル

サー・フレデリック・ウィリアム・ハーシェル(Sir Frederick William Herschel)
  西暦1738年11月15日 - 西暦1822年8月25日

ドイツ・ハノーファー出身のイギリスの天文学者・音楽家・望遠鏡製作者。 ドイツ語名はフリードリヒ・ヴィルヘルム・ヘルシェル(Friedrich Wilhelm Herschel)である。

天王星の発見や赤外線放射の発見など、 天文学における数多くの業績で知られる。

ウォルター・アルバレス

ウォルター・アルバレス(Walter Alvarez)  西暦1940年10月3日 -

ウォルター・アルバレスは、 アメリカ合衆国の地質学者。 現在はカリフォルニア大学バークレー校にて、 地球および惑星科学の教授を務めている。

父親は、ノーベル物理学賞を受賞したルイス・ウォルター・アルヴァレズ。

父親とともにK-T境界におけるイリジウムの過剰濃集の発見と、 隕石の衝突による大量絶滅のシナリオを発表したことで知られる。

カール・ウーズ

カール・ウーズ(Carl Richard Woese)西暦1928年7月15日 - 西暦2012年12月30日

アメリカ合衆国の微生物学者、分子生物学者。
古細菌という分類グループを発見・提唱した。

アマースト大学で学んだのち、 西暦1953年エール大学で生物物理学の博士号を取得。
エール大学、ゼネラル・エレクトリック研究所、 パリのパスツール研究所を経て、 西暦1964年イリノイ大学に勤務。
西暦1969年から同大学の教授を務めた。

リボソームRNA(rRNA。→リボ核酸、リボソーム)の類似性を解析していたとき、 メタン菌が通常の細菌とも、 多細胞生物などが属する真核生物(→真核細胞)とも違うカテゴリーに属することを発見し、 西暦1977年に発表。
この結果、 それまで原核生物と一括されていた核をもたない単細胞生物真正細菌古細菌に分けられ、 真核生物と合わせて生物は合計三つのグループに大別すべきという結論に達した。

西暦1990年、 3グループが「界」の上位の「ドメイン」とされ、 古細菌の存在が確立した。

西暦2000年ナショナル・メダル・オブ・サイエンス、

カール・フォン・リンネ

カール・フォン・リンネ(Carl von Linne)  西暦1707年5月23日 - 西暦1778年1月10日

カール・フォン・リンネは、 スウェーデンの博物学者、生物学者、植物学者。 カール・フォン・リネー、ラテン語名のカロルス・リンナエウス(Carolus Linnaeus)、 同名の息子と区別するために大リンネとも。
分類学の父」と称される。

クリスチャン・ユルゲンセン・トムセン

クリスチャン・ユルゲンセン・トムセン(Christian Jurgensen Thomsen)  西暦1788年12月29日 - 西暦1865年5月21日)

クリスチャン・ユルゲンセン・トムセンは、 デンマークの考古学者である。 石器時代・青銅器時代・鉄器時代の区分を提示した事で有名である。

コペンハーゲン博物館の責任者として、 博物館の展示品を利器によって、 特に刃物の材質の変化を基準にして分類し、 人類は石以外に金属を知らない石器時代、 鉄がまだ使われていない青銅器時代、 鉄器時代という三つの時代を経たことを区分して展示した。 この考え方を推し進め、 西暦1836年に『Legetraad til nordisk Oldkyndighed(北方古代文化入門)』を著して三時期法(三時代区分法)(en)(三時代区分法)を提唱し、 弟子であるJ・J・A・ヴォーソーの度重なる発掘によって実証された。 この考えは、材質の発見、制作、利用という原理に立脚していた。また、 トムセンは、 この区分はスカンディナヴィアとその周辺地域に適用できるとしていた。

コンウェイ・モリス

サイモン・コンウェイ・モリス(Simon Conway Morris) 西暦1951年 -
ケンブリッジ大学地球科学科教授

サイモンコンウェイモリスは、 バージェス頁岩とカンブリア紀の爆発の化石の研究で知られる英国の古生物学者、 進化生物学者、 宇宙生物学者。
これらの発見の結果は、 スティーブンジェイグールドの西暦1989年の本「ワンダフルライフ」で称賛さてた。
しかし、 この主題に関するコンウェイ・モリス自身の本、The Crucible of Creation(西暦1998年)は、 グールドの提示と解釈に批判的である。

キリスト教徒のコンウェイモリスは、 生物学的進化の有神論的見解を保持している。
彼は西暦1995年からケンブリッジ大学地球科学部で進化的古生物学の議長を務めている。

ジョルジュ・キュヴィエ

ジョルジュ・キュヴィエ
(バロン・ジョルジュ・レオポール・クレティアン・フレデリック・ダゴベール・キュヴィエ)
Baron Georges Leopold Chretien Frederic Dagobert Cuvier
西暦1769年8月23日 - 西暦1832年5月13日

ジョルジュ・キュヴィエは、 フランスの博物学者である。 比較解剖学の大立て者であり、 古生物学にも大きな足跡を残した。

弟のフレデリック・キュヴィエも動物学者として知られる。

ジョン・フィリップス

ジョン・フィリップス(John Phillips、FRS) 西暦1800年12月25日 - 西暦1874年4月24日

ジョン・フィリップス(John Phillips、FRS、1800年12月25日 - 1874年4月24日)は、イギリスの地質学者[1]。1841年に岩石層の化石の相関関係に基づき、最初の地球全体の地質時代を発表し、自身で考案した中生代(Mesozoic)という用語を含む用語の標準化に貢献した。

スティーヴン・ジェイ・グールド

スティーヴン・ジェイ・グールド(Stephen Jay Gould、1941年9月10日 - 2002年5月20日)

スティーヴン・ジェイ・グールドは、 アメリカ合衆国の古生物学者・進化生物学者・科学史家・地球科学者。 1973年にハーバード大学の比較動物学教授となり、 1982年からハーバード大学アリグザンダー・アガシ記念教授職を務めた。 ダーウィン主義をベースにした進化論の論客であり、 膨大な読書量からくる博学の科学エッセイストとして活躍していた。 今日最も広く読まれ、最も影響力の大きな大衆科学作家の一人。

アメリカの科学雑誌『ナチュラル・ヒストリー』誌にエッセイを毎月かかさず書き、そのエッセイをまとめたものもベストセラーとなっている。『フルハウス 生命の全容ー四割打者の絶滅と進化の逆説』を著すなど、ベースボールの熱狂的なファンであり、著作にしばしば野球をテーマにしたエッセイを書いていた。

小惑星(8373)スティーヴン・グールドは彼にちなむ。

チャールズ・ライエル

サー・チャールズ・ライエル(Sir Charles Lyell, 1st Baronet)
  西暦1797年11月14日 - 西暦1875年2月22日

サー・チャールズ・ライエルは、 スコットランド出身の地質学者、法律家。

『地質学原理』の著者として知られ、 近代的地質学の基礎となる斉一説を広めた人物。 チャールズ・ダーウィンの友人でもあり、 彼の自然淘汰説の着想にも影響を与えた。

ハリー・ウィッチントン

ハリー・ブラックモア・ウィッチントン(Harry Blackmore Whittington)
  西暦1916年3月24日 - 西暦2010年6月20日

ハリー・ブラックモア・ウィッチントン(ハリー・ウィッチントン)は、 バージェス頁岩やその他のカンブリア紀の動物相の化石の研究に大きく貢献した英国の古生物学者である。
現代の動物のボディープラン(体の基本構造)は、 地質学的期間の短い期間に発生すると説明されている。

三葉虫に関する最初の研究で、 彼の発見は、 これらの節足動物がカンブリア紀の間にすべての無脊椎動物の中で最も多様化したことを明らかにした。

フリードリヒ・フォン・アルベルティ

フリードリヒ・フォン・アルベルティ  西暦1795年9月4日 - 西暦1878年9月12日

フリードリヒ・アウグスト・フォン・アルベルティは、 ドイツの地質学者で、 西暦1834年に発表した画期的な著書で、 北ヨーロッパの三畳紀の堆積性鉱床を構成する3つの特徴的な地層の統一性を認めた。 ドイツと北西ヨーロッパ全域に見られ、 「トリアス」(ラテン語で三つ組を意味する)と呼ばれる3つの異なる層(赤色砂岩の層、その上に石灰岩(ムシェルカルク)があり、その下に黒色頁岩が続く)に含まれる化石から、 アルベルティはそれらが単一の地層を形成していることを発見した。 今日ではそれはシステムと呼ばれる。

彼は三畳紀が、 下はペルム紀の絶滅、 上は別の絶滅によって区切られた独特の化石動物相を有すると特定した。

マーグリス

リン・マーギュリス(Lynn Margulis)西暦1938年3月5日 - 西暦2011年11月22日 73歳没

リン・マーギュリスは、アメリカの生物学者。
マサチューセッツ大学アマースト校地球科学部教授。
日本ではマーグリスマルグリスと表記されることもある。

西暦1957年にシカゴ大学から学士号、 西暦1960年にウィスコンシン大学マディソン校から修士号、 西暦1963年にカリフォルニア大学バークレー校から博士号を取得。
西暦1967年、 ボストン大学で真核生物の細胞内共生説の核となる論文『有糸分裂する真核細胞の起源』(The Origin of Mitosing Eukaryotic Cells)を発表した。
ジェイムズ・ラブロックが提唱したガイア理論の支持者。

天文学者カール・セーガンの最初の妻で、 著述家ドリオン・セーガン(Dorion Sagan, 1959年 - )、ソフトウェア開発者でセーガン・テクノロジーの創設者ジェレミー・セーガン(Jeremy Sagan)、 ニューヨーク市の弁護士ザカリー・マーギュリス=オーヌマ(Zachary Margulis-Ohnuma)、 教師で著述家のジェニファー・マーギュリス(Jennifer Margulis)の母である。

西暦1995年から西暦1998年の間に世界芸術科学アカデミー、 ロシア科学アカデミー、 アメリカ芸術科学アカデミーの会員となり、 西暦1999年にはアメリカ国家科学賞を受賞した。

西暦2011年11月17日に出血性脳梗塞を起こし、 同年11月22日にマサチューセッツ州アマーストの自宅で死去。73歳没。

レッグ・スプリッグ

レッグ・スプリッグ(Reginald Claude Sprigg)  西暦1919年 - 西暦1994年

レッグ・スプリッグは、 オーストラリアの地質学者。
エディアカラ生物群の化石を発見したことで知られる。

レッグ・スプリッグは、 サウスオーストラリア州の地質調査員をしながら、 化石の研究を行った。
特にアデレード北方、 フリンダー山脈の西にあるエディアカラという丘陵から出る化石について、 学生時代から関心を持ち、 当時はカンブリア紀とされていたこの地層の年代を先カンブリア時代と考え、 「最古の生物化石」との見当で研究を続けた。
ただし周囲や先達も彼の判断を認めず、 彼自身もその研究成果を「カンブリア紀の」としていたが、 次第に彼の説も認められるようになり、 西暦1958年には国際的にも認められるようになった。

後にコンサルタントとして独立、 石油会社などを設立、 科学機器の製作や科学図書の出版などにも手を染める。
オーストラリア地質学会などの設立にも尽力した。

あ まとめ付き

あ 漢字
あ かな
生年  西暦1943年5月8日(歳)
     
没年 
国籍  日本
教育 
出身校
     
職業 
職歴 
     
 

あ まとめ無し