小窓
御間城姫()

作成日:2023/5/24

御間城姫
みまきひめ
崇神天皇 皇后
 
皇后  紀元前97年
      崇神天皇元年2月16日)
皇太后 紀元前29年
      垂仁天皇元年11月2日)
 
生没年 不詳
父親  大彦命
母親 
子女  活目尊(垂仁天皇
      彦五十狭茅命
      国方姫命
      千千衝倭姫命
      倭彦命
      五十日鶴彦命
 

御間城姫(みまきひめ)『日本書紀
御真津比売(みまつひめ)『古事記

父の大彦命は、崇神天皇の父である開化天皇の兄(孝元天皇の第一皇子)なので(実際、『古事記(武埴安彦の乱の条)』では、崇神天皇大彦命を伯父と呼んでいる)、 夫・崇神天皇と従兄妹である。

「御間城姫」と崇神天皇の名「御間城入彦五十瓊殖尊」が同じ「御間城」を含んでおり、また、『古事記(開化天皇条)』には崇神天皇(御真木入日子印恵命)の同母妹に后と同名の「御真津比売命」があることから、二人はもともと同母兄妹の伝承であったのを、記紀編纂時に変えたとの見方もある。

日本書紀』によれば、 崇神天皇元年皇后にたてられた以前に、 垂仁(すいにん)天皇、 彦五十狭茅(ひこいさちの)命、 国方姫(くにかたひめの)命、 千千衝倭姫(ちちつくやまとひめの)命、 倭彦(やまとひこの)命、 五十日鶴彦(いかつるひこの)命を生んだという。