永長地震(えいちょうじしん)
発生:嘉保3年11月24日(ユリウス暦1096年12月11日、グレゴリオ暦1096年12月17日)
マグニチュード(M)8.4 前後
平安時代後期の嘉保3年11月24日(ユリウス暦1096年12月11日)に起きたM8.4前後と推測される巨大地震。
南海トラフ沿いの巨大地震と推定されている。
東海道沖の地震と考えられてきたが、
本地震が南海道沖の地震も含むとする説も出されている。
この地震は嘉保(かほう)年間(西暦1095年1月23日 - 西暦1097年1月3日)に発生したが、
この天変地異を期に約1ヶ月後の12月17日(ユリウス暦1097年1月3日)に永長に改元され、
年表上では永長元年となることから永長を冠して呼ばれる。
『後二条師通記』、
『中右記』、
『百練抄』および『康富記』などに地震被害の記録がある。
約2年2ヵ月後に康和地震が発生しており、
本地震とペアをなす南海道沖の地震と考えられてきたが、
康和地震を南海道沖の地震とするには『兼仲卿記』紙背文書の成立時期などいくつかの疑義があり、
本地震が土佐の田苑の沈降を引き起こした南海道沖の地震をも震源域に含む可能性が唱えられている。