小窓
隠岐国(おきのくに)

作成日:2023/3/20

隠岐国(おきのくに)/ 隠州(おんしゅう、いんしゅう)。かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。

山陰道の一国。 国力区分は下国、 遠近区分は遠国。 現在の島根県隠岐郡(隠岐諸島)。

平城宮平城京)木簡には「隠伎国」と表記されている。 『六国史』の表記過程では、『続日本紀』(西暦794年)に、 「隠伎」や「隠岐」と表記され、 『日本後紀』(西暦840年)以降は、 「隠岐」に統一されている。

隠岐諸島(おきしょとう)は、 日本海にある島根県所属の島々である。
島根半島から北東へ約65km、 日本海にある隠岐諸島は大小180余りの島々から成り立つ群島型離島。 西ノ島、中ノ島、知夫里島と島後(どうご)の4島に人が住み、 島後に対して前3島を島前(どうぜん)と呼ぶ。

赤:隠岐国 緑:山陰道。(Wikipediaのsvgファイルへリンク)