隠岐国(おきのくに)/ 隠州(おんしゅう、いんしゅう)。かつて日本の地方行政区分だった
令制国の一つ。
山陰道の一国。
国力区分は
下国、
遠近区分は
遠国。
現在の島根県隠岐郡(隠岐諸島)。
平城宮(
平城京)木簡には「隠伎国」と表記されている。
『
六国史』の表記過程では、『
続日本紀』(
西暦794年)に、
「隠伎」や「隠岐」と表記され、
『日本後紀』(
西暦840年)以降は、
「隠岐」に統一されている。
隠岐諸島(おきしょとう)は、
日本海にある島根県所属の島々である。
島根半島から北東へ約65km、
日本海にある隠岐諸島は大小180余りの島々から成り立つ群島型離島。
西ノ島、中ノ島、知夫里島と島後(どうご)の4島に人が住み、
島後に対して前3島を島前(どうぜん)と呼ぶ。