小窓
渟名底仲媛(ぬなそこなかつひめ)

作成日:2023/4/12

渟名底仲媛命
ぬなそこなかつひめ
安寧天皇皇后
生没年 不詳
父親  鴨王
母親  日向賀牟度美良姫
配偶者 安寧天皇
子女  息石耳命
      懿徳天皇
      磯城津彦命
 
渟名底仲媛(ぬなそこなかつひめ)は、安寧天皇の皇后。
息石耳命懿徳天皇と磯城津彦命らの生母。

日本書紀』本文での皇后。 渟名襲媛とも。 事代主の孫鴨王の娘。 母は不明。
紀元前546年安寧3年)に皇后になる。

先代旧事本紀』では
「三世孫 天日方奇日方命 亦名 阿田都久志尼命 此命娶日向賀牟度美良姫 生一男一女 兒 健飯勝命 妹 渟中底姬命 此命 片鹽浮穴宮天皇 安寧 片鹽浮穴宮 或本坐輕地曲峽宮 立為皇后 誕生四兒 即 大日本根子彥耜友天 懿德 次 常津命 次 磯城津彥命 次 手研彥奇友背命也」
とある。
天日方奇日方命(鴨王)の娘。

なお、『古事記』での皇后は、 師木県主波延の娘・阿久斗比売、 『日本書紀』第1の一書での皇后は磯城県主葉江の娘である川津媛、 第2の一書での皇后は大間宿禰の娘である糸井媛。