渟名底仲媛命
ぬなそこなかつひめ
生没年 | : | 不詳 |
父親 | : | 鴨王 |
母親 | : | 日向賀牟度美良姫 |
配偶者 | : | 安寧天皇 |
子女 | : | 息石耳命 |
| | 懿徳天皇 |
| | 磯城津彦命 |
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渟名底仲媛(ぬなそこなかつひめ)は、安寧天皇の皇后。
息石耳命と
懿徳天皇と磯城津彦命らの生母。
『
日本書紀』本文での皇后。
渟名襲媛とも。
事代主の孫鴨王の娘。
母は不明。
紀元前546年(
安寧3年)に皇后になる。
『
先代旧事本紀』では
「三世孫 天日方奇日方命 亦名 阿田都久志尼命 此命娶日向賀牟度美良姫
生一男一女 兒 健飯勝命 妹 渟中底姬命 此命
片鹽浮穴宮天皇 安寧 片鹽浮穴宮 或本坐輕地曲峽宮 立為皇后 誕生四兒
即 大日本根子彥耜友天 懿德 次 常津命
次 磯城津彥命 次 手研彥奇友背命也」
とある。
天日方奇日方命(鴨王)の娘。
なお、『
古事記』での皇后は、
師木県主波延の娘・阿久斗比売、
『
日本書紀』第1の一書での皇后は磯城県主葉江の娘である川津媛、
第2の一書での皇后は大間宿禰の娘である糸井媛。