小窓
御名部皇女(みなべのひめみこ)

作成日:2023/3/25

御名部皇女
みなべのひめみこ
時代  飛鳥時代
      奈良時代
生年  不詳
没年  不詳
別名  御名部内親王
父親  天智天皇
母親  姪娘
配偶者 高市皇子
子   長屋王
     
 

御名部皇女(みなべのひめみこ)は、天智天皇の皇女で、 母は蘇我倉山田石川麻呂の娘の姪娘。元明天皇の同母姉。
高市皇子の正妃となり、長屋王を生む。 大宝律令施行後は御名部内親王とも記述される。

没年は未詳であるが、 息子の長屋王が西暦728年神亀5年)に奉納したと言われる長屋王願経(神亀経)の釈文(写経の目的は父母の菩提を弔う、とする)から、 この年以前には死去したものと考えられる。

中継ぎとして即位した妹の元明天皇を激励する歌が『万葉集』にある