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北大西洋条約機構(NATO)

作成日:2024/6/10

北大西洋条約機構
NATO
設立   西暦1949年4月4日
       北大西洋条約締結)
本部   ベルギー・ブリュッセル
公用語  英語
       フランス語
形態   集団防衛機構
加盟国  32か国
       西暦2024年現在)
兵力   約331万人
国防費  1兆510億米ドル
北大西洋条約機構 / 北大西洋同盟  略称:NATO
英語:North Atlantic Treaty Organization
仏語:Organisation du traite de l'Atlantique nord

北大西洋条約機構は、 第二次世界大戦後の西暦1949年4月4日にアメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.で調印された北大西洋条約に基づき設立された。

集団安全保障のシステムであり、 独立した加盟国は第三国(者)による攻撃から互いに防衛することに合意している。

冷戦時代、 NATOはソビエト連邦や東側諸国などで構成されるワルシャワ条約機構(西暦1955年-西暦1991年)の脅威に対する牽制の役割を果たし、 ソ連崩壊後もバルカン半島、中東、南アジア、アフリカで軍事作戦を展開してきた。

北大西洋同盟とも呼ばれる。

よみがな順で記載する。

年表

西暦784年允恭天皇10年)
  • あああ
  • (この年)
    • あああ

北大西洋条約

北大西洋条約  英語:North Atlantic Treaty

北大西洋条約は、 北大西洋地域における集団防衛・集団安全保障に関する軍事同盟構築のための条約である。 第二次世界大戦の終結後、1948年に東ドイツ・西ドイツを仮想敵国としたブリュッセル条約がベネルクス3国、イギリス、フランスの間で締結されていた。1949年4月、冷戦下で力を増したソビエト連邦の軍事的脅威に対抗するため、アメリカの外交官セオドア・カーター・アキレス(英語版)を委員長とする委員会によって、この5か国にアメリカ合衆国、カナダ、ノルウェー、デンマーク、イタリア、ポルトガル、アイスランドを加えた12か国の間で本条約が締結された。 西暦1949年4月4日にアメリカ合衆国のワシントンD.C.で署名された。 署名地からワシントン条約と呼ばれることもある[注釈 1]。 条約の根幹は、 いずれの加盟国に対する攻撃も全加盟国に対する攻撃とみなし集団的自衛権を発動することによって集団防衛体制を構築し、 加盟国外からの攻撃を抑止することにある。 本条約に基づいて、 軍事同盟「北大西洋条約機構(NATO)」が結成された。