小窓
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)

作成日:2023/7/13

高御産巣日神
たかみむすびのかみ
先代 天御中主神(造化三神)
次代 神産巣日神
神祇 天津神
別名 高皇産霊尊、高木神、
高木大神、神王高御魂命
神格 生成・創造神
皇祖神
なし
思金神
万幡豊秋津師比売命
天活玉命
高御産巣日神(たかみむすびのかみ) 別天津神 第2代、造化三神

古事記』では高御産巣日神(たかみむすびのかみ)。
日本書紀』では高皇産霊尊と書かれる。
また葦原中津国平定・天孫降臨の際には高木神(たかぎのかみ)という名で登場する。

別名の通り、 本来は高木が神格化されたものを指したと考えられている。
「産霊(むすひ)」は生産・生成を意味する言葉で、 神皇産霊神とともに「創造」を神格化した神である。

子に思金神(おもいかねのかみ)、 万幡豊秋津師比売命(よろずばたとよあきつしひめのかみ)がいる。

この造化三神のうち、 高御産巣日神と神産巣日神は、 その活動が皇室・朝廷に直接的に大いに関係していると考えられたため、 神祇官八神として八神殿の第一と第二神殿で祀られた。