天神地祇(てんじんちぎ) 略:神祇(じんぎ)
天神地祇とは、
神道に関する用語のひとつ。
天にいる神々や
高天原から天降った神々を指す
天津神(あまつかみ)と、
国土の神あるいは
国津神(くにつかみ)である地祇を合わせた言葉である。
天と地のすべての神々と言う意味。
アマツカミの神としては
天照大神(あまてらすおおみかみ)や伊耶那岐命(いざなぎのみこと)など、
クニツカミには大国主命(おおくにぬしのみこと)などがいる。
重要な宮中行事として毎年実施される新嘗祭(にいなめさい)では、
11月23日に神嘉殿で天皇が五穀の新穀を
高天原に勧め、
自身もそれを食べてその年の収穫に感謝すると言う場面が含まれる。
また、埼玉県の秩父神社には天神地祇社と言う社があり、
全国75座の神々が鎮座していることで有名。