室町時代は、
日本の歴史において、
室町幕府(足利将軍家)によって統治されていた時代の事。
「室町時代」の名称は、
京都の室町に幕府が置かれていたことに由来する。
- 広義の説その1
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「室町幕府が存在した時代」に当たり、
足利尊氏が建武式目を制定した西暦1336年(南朝:延元元年/北朝:建武3年)から、
15代将軍義昭が織田信長によって京都から追放される西暦1573年(元亀4年)までの237年間を指す。
- 広義の説その2
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足利尊氏が征夷大将軍に補任された西暦1338年(延元3年/建武5年)から、
15代将軍義昭が織田信長によって京都から追放される西暦1573年(元亀4年)までの235年間を指す。学校教育においては、1338年を室町時代の開始としている。
- 狭義の説****************************************************
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「建武の新政」から明徳の和約による南北朝合一(西暦1392年、明徳3年/元中9年)までの最初の約60年間を南北朝時代、
応仁の乱(西暦1467年、応仁元年)または明応の政変(西暦1493年、明応2年)以後の時代を戦国時代と区分して、
その間の75年間から100年間を室町時代と区分する。