小窓
法隆寺(ほうりゅうじ) 旧字体:灋隆寺

作成日:2023/2/26

法隆寺(ほうりゅうじ) / 斑鳩寺/鵤寺(いかるがでら)  創建:西暦607年推古天皇15年)

法隆寺(ほうりゅうじ)は、 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある聖徳宗の総本山の寺院。 法隆学問寺としても知られる。
本尊は釈迦如来。創建当時は斑鳩寺/鵤寺(いかるがでら)と称し、 後に法隆寺となった。 山号はなし。

法隆寺は7世紀に創建され、 古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、 聖徳太子ゆかりの寺院である。

創建は金堂薬師如来像の光背裏面に刻された銘文『上宮聖徳法王帝説』から、 西暦607年推古天皇15年)とされる。
金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられる。
境内の広さは約18万7千平方メートル。
西院伽藍は、現存する世界最古の木造建築物群である。

法隆寺の建築物群は法起寺と共に、 西暦1993年(平成5年)に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
建造物以外にも、飛鳥・奈良時代の仏像、仏教工芸品など多数の文化財を有する。