法隆寺(ほうりゅうじ) / 斑鳩寺/鵤寺(いかるがでら) 創建:
西暦607年(
推古天皇15年)
法隆寺(ほうりゅうじ)は、
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある聖徳宗の総本山の寺院。
法隆学問寺としても知られる。
本尊は釈迦如来。創建当時は
斑鳩寺/
鵤寺(いかるがでら)と称し、
後に
法隆寺となった。
山号はなし。
法隆寺は
7世紀に創建され、
古代寺院の姿を現在に伝える
仏教施設であり、
聖徳太子ゆかりの寺院である。
創建は金堂薬師如来像の光背裏面に刻された銘文『上宮聖徳法王帝説』から、
西暦607年(
推古天皇15年)とされる。
金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられる。
境内の広さは約18万7千平方メートル。
西院伽藍は、現存する世界最古の木造建築物群である。
法隆寺の建築物群は法起寺と共に、
西暦1993年(平成5年)に「法隆寺地域の
仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(
文化遺産)に登録された。
建造物以外にも、飛鳥・奈良時代の仏像、
仏教工芸品など多数の文化財を有する。