小窓
航空機事故詳細

作成日:2025/6/27

事故発生日:西暦2017年8月26日
便名:海上自衛隊第21航空群第25航空隊所属SH-60J
機種:三菱重工業SH-60J(シコルスキー・エアクラフトSH-60B)
死者:乗員4人中死亡2人(1人は救助され、もう1人は行方不明)
状況:22時50分頃、護衛艦「せとぎり」での夜間発着艦訓練中に同機の方位指示器に大きな誤差が出ていることが分かり、 復旧操作を行うため艦から離れて復旧操作として姿勢方位基準装置の電源を切ったところ、 自動操縦装置による姿勢の安定を維持する機能が低下し墜落した。 翌27日までに現場付近の海域から機体の一部とフライトレコーダーが発見された。 乗員4人のうち男性乗員1人は事故発生後約35分後に救助されたが、 機長を含む残り3人は行方不明となった。
同年10月中旬に水深2,600メートルの海底で上下逆さまとなった機体が発見され、 10月27日に機体を揚収し内部を確認した結果、 2名の行方不明者を発見したが、 残る1名の発見には至らず捜索を終了した。