事故発生日:
西暦1978年3月25日
便名:国営ビルマ航空 国内便(機体記号:XY-ADK)
機種:フォッカー F-27 フレンドシップ 200
死者:乗員乗客48人全員が死亡。
状況:ビルマの首都ラングーンからビルマ北部のミッチーナー行きのターボプロップ機が、
離陸直後空港から16キロメートル離れた水田に墜落、炎上した。
乗客のうち23人はビルマ国籍以外であったが、
そのうち6人はビルマ政府の依頼で橋梁技師養成施設設置の調査のために国際協力事業団から派遣された日本人技術者であった。
ビルマ政府は哀悼の意と遺族に対し出来るだけの援助をすると表明したが、
ビルマの航空事業者は航空事故責任を免責する無責任約款で運航していたため、
遺族に対する損害賠償には一切応じなかった。