事故発生日:
西暦1975年6月12日
便名:エールフランス 193便(機体記号:N28888)
機種:ボーイング 747-128
死者:乗員18人乗客376人。合計394人に死者はなし。
状況:エールフランス193便炎上事故は、
西暦1975年6月12日に発生した航空事故である。
チャトラパティ・シヴァージー国際空港発メヘラーバード国際空港行きであったエールフランス193便が離陸中にタイヤが故障し、
それが元で火災が発生した。
乗員乗客394人に死者はなかったが、
機体は全損した。
193便はボンベイとテルアビブ間を運航しパリ=シャルル・ド・ゴール空港へと向かう予定であった。
チャトラパティ・シヴァージー国際空港の滑走路27の始点でパイロットが180度旋回中に右主脚のタイヤが故障した。
さらに、そのままパイロットが離陸滑走を開始した時に別のタイヤも故障した。
その結果、
タイヤとブレーキングアセンブリが滑走路に接触し発火して火災が発生した。
パイロットは離陸を中止したが、
エンジンの停止が遅れたことや空港の消防隊が適切に配置されなかったことで火災が拡大し、
機体は全焼した。
乗員乗客394人の中に死者はなかった。