小窓
航空機事故詳細

作成日:2025/6/23

事故発生日:西暦1971年12月24日
便名:LANSA ペルー航空 (en:Lineas Aereas Nacionales S.A.) 508便
機種:ロッキード L-188A エレクトラ
死者:乗員乗客92人中91人が死亡。
状況:ペルーのリマからイキトスへ向かう途中、 アマゾン上空で激しい乱気流と落雷に遭遇、 右翼を大きく損傷後空中分解し、 山岳地帯の森林へ墜落した。
片目を怪我し鎖骨骨折などの重傷を負ったものの即死を免れた17歳の少女、 ユリアナ・ケプケは密林の中を歩き続けてカヌーを発見し、 何時間か昏睡していたところをハンターによって事故10日後になって奇跡的に救助された。
機体の残骸は事故後14日を経て発見されたが、 墜落直後には10人以上が生存していたものとみられ、 捜索救助活動の遅れが悔やまれた。
西暦1974年にはこの事故を描いた『奇跡の詩』(Miracles Still Happen) という映画も製作され、 西暦1987年には開隆堂の中学2年の英語の教科書にも取り上げられた。