小窓
航空機事故詳細

作成日:2025/6/18

事故発生日:西暦1968年4月20日
便名:南アフリカ航空 228便(機体記号:ZS-EUW)
機種:ボーイング 707-344C
死者:乗員12人乗客116人、合計128人中123人が死亡。
状況:228便はヤン・スマッツ国際空港からウィントフック・ホセア・クタコ国際空港、クアトロ・デ・フェベレイロ空港、グラン・カナリア空港、フランクフルト空港を経由してヒースロー空港へ向かう国際定期旅客便だった。 ヤン・スマッツ国際空港からは70人の乗客が搭乗しており、 ウィントフック・ホセア・クタコ国際空港でさらに46人が搭乗した。GMT18時49分、228便はウィントフック・ホセア・クタコ国際空港から離陸した。 事故当夜は新月であった。機体は650フィートまで上昇し、 水平飛行に移った。
30秒後、228便は降下を開始した。 離陸から50秒後、 228便は滑走路から5,327m離れた地表に271ノット (502 km/h)の速度で衝突した。 墜落時、機体は僅かに左に傾いた姿勢で、 4基のエンジンが最初に地面に接触した。 墜落時の衝撃により主翼内の燃料が発火し、 2ヶ所で火災が発生した。 現場は起伏の激しい場所であったため、 救助隊が到着したのは40分後のことだった。 機体前方部に着席していた9人の乗客が救助されたが、 後に4人が死亡し、死者数は123人となった。