小窓
航空機事故詳細

作成日:2025/6/17

事故発生日:西暦1967年7月19日
便名:1) ピードモント航空 22便(機体記号:N68650)乗員5人乗客74人、79人全員が死亡。
   2) ランスエア 便名不明(機体記号:N3121S)乗員1人乗客2人、3人全員が死亡。
機種:1) ボーイング 727-22
   2) セスナ 310
死者:両機の乗員乗客82人全員が死亡。
状況:ノースカロライナ州のアシュビルの空港から離陸した旅客機と、 着陸しようとしていたセスナ機が、 空港から南東15キロメートルにあるヘンダーソンビル上空6132フィートで旅客機の胴体前部左側にセスナ機の機首が衝突し、 双方とも墜落した。 事故原因はセスナ機が進入経路を外れて旅客機の離陸上昇コースに入り込んだためであるが、 詳細については当事者死亡により解明出来なかった。 また同空港に管制レーダーが設置されておらず、 両機の接近を空港管制官が知りえなかったことも問題であった。 なお、事故の犠牲になった22便の乗客のなかには、 2週間後に合衆国海軍長官に就任予定だったジョン・マクノートンがいたため、 アメリカ国内では大きく報道された。