事故発生日:
西暦1965年5月20日
便名:パキスタン国際航空 705便(機体記号:AP-AMH)
機種:ボーイング 720-040B
死者:乗員13人乗客114人、合計127人中121人が死亡。
状況:
パキスタン国際航空705便墜落事故は、
西暦1965年5月20日にエジプトで発生した航空事故である。
ジンナー国際空港からロンドン・ヒースロー空港へ向かっていたパキスタン国際航空705便(ボーイング720B)が経由地のカイロ国際空港への着陸進入中に墜落し、
乗員乗客127人中121人が死亡した。
ボーイング720で発生した航空事故としては4番目に死者数が多く、
エジプトで発生した航空事故としては当時最悪のものだった。
705便は、
経由地カイロ空港への着陸進入中に急降下して空港の手前8キロメートルの地点に墜落した。
通常の3倍以上の降下率で降下したことや、
墜落するまで速度を増加し続けたことが判明したが、
異常な降下の原因を断定するまでには至らなかった。