事故発生日:
西暦1957年3月17日
便名:フィリピン空軍 大統領専用機(機体記号:2100925)
機種:ダグラス C-47A-75-DL スカイトレイン
死者:乗員乗客26人中25人が死亡
状況:フィリピンのマグサイサイ大統領が遊説先のセブから首都マニラへの帰途、
搭乗するフィリピン空軍運航の大統領専用機が、
離陸からおよそ40分後にセブ市北西35キロメートルのマヌンガル山山腹に墜落、
大統領はじめ同行の教育長官・下院議員・空軍総司令官などの要人が犠牲となった。
原因は離陸直後の上昇中に片方のエンジンのドライブシャフトが金属疲労により破損したことで必要な推力を得られなかったためと結論づけられたが、
事故機は記録飛行時間が100時間未満の新造機だったことから様々な憶測を呼んだ。