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航空機事故詳細

作成日:2025/6/11

事故発生日:西暦1939年5月17日
便名:大日本航空 球磨号(機体記号:J-BCOZ)
機種:ロッキード L-14-WG3B スーパーエレクトラ
死者:乗員乗客11人中6人が死亡
状況:西暦1939年(昭和14年)に発生した、 民間航空機による航空事故(離陸失敗事故)である。
西暦1939年5月17日、 大日本航空のロッキード スーパーエレクトラ「球磨号」(双発レシプロ機、機体記号:J-BCOZ)は、 福岡から朝鮮の京城(現:大韓民国・ソウル)を経由し、 中華民国の北京に向かう下り便として運航されるはずであった。
午前11時21分に和白村にあった雁ノ巣飛行場(福岡第一飛行場、現:福岡市雁の巣レクリエーションセンター)から離陸したが、 直後に左エンジンがトラブルを起こして出力が低下したため失速、 きりもみ状態で海岸近くのマツ林に墜落。 墜落と同時にガソリンが爆発、 マツ林に延焼した。
この事故で乗員3名乗客8名のうち乗員2名乗客4名の6名が犠牲となり、 5名が重軽傷を負う惨事となった。