小窓
小窓集(宇宙)

作成日:2024/2/21

よみがな順で記載する。

アポロ計画(あぽろけいかく)

アポロ計画(Apollo program)

アポロ計画は、 アメリカ航空宇宙局(NASA)による人類初の月への有人宇宙飛行計画である。
西暦1961年から西暦1972年にかけて実施され、 全6回の有人月面着陸に成功した。

アポロ計画(特に月面着陸)は、 人類が初めて有人宇宙船により地球以外の天体に到達した事業である。
これは宇宙開発史において画期的な出来事であっただけではなく、 人類史における科学技術の偉大な業績としてもしばしば引用される。

アポロ11号(あぽろ11ごう)

アポロ11号

史上初めて人類による月面着陸に成功したアポロ宇宙船、 およびそのミッションの名称。

アポロ11号は2人の人間を世界で最初に月に着陸させた宇宙飛行であった。 ニール・アームストロング船長とバズ・オルドリン月着陸船操縦士の2名のアメリカ人が、 西暦1969年7月20日20時17分(UTC=協定世界時)にアポロ月着陸船「イーグル」号を月に着陸させた。 アームストロングは7月21日の2時56分15秒(UTC)に月面に降り立った最初の人物となり、 その19分後にオルドリンがアームストロングに続いた。 二人は約2時間15分をともに船外で過ごし、 47.5ポンド(21.5キログラム)の月物質を地球に持ち帰るために採取した。 2人が月面にいる間、 マイケル・コリンズ司令船操縦士はひとり月周回軌道上で司令船「コロンビア」号を飛行させた。 アームストロングとオルドリンは21時間半を月面で過ごしたあと、 月周回軌道上で再び「コロンビア」に合流した。

アポロ11号は、 7月16日13時32分(UTC)[7]にフロリダ州メリット島にあるケネディ宇宙センターからサターンV型ロケットで打ち上げられ、 アメリカ航空宇宙局(NASA)のアポロ計画の5番目の有人ミッションとなった。 アポロ宇宙船は次の3つの部分(モジュール)から構成される。 3人の宇宙飛行士が乗り込める船室を備え、 唯一地球に帰還する部分である司令船(CM)と、 推進力、電力、酸素、水を供給して司令船を支援する機械船(SM)、 そして月に着陸するための下降段と、 月を離陸して再び月周回軌道まで宇宙飛行士を送り届けるための上昇段の二段式になっている月着陸船(LM)である。