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大日本帝国憲法

作成日:2024/12/8

大日本帝国憲法  旧字体:大日本帝國憲法)

大日本帝国憲法は、 西暦1889年明治22年)2月11日に公布、 西暦1890年明治23年)11月29日に施行された日本(旧通称大日本帝国)の憲法。
大日本帝国憲法には、表題に「大日本帝国」が使用されているが、詔勅では「大日本憲法」と称しており、
正式な国号と規定されたものではない。
西暦1936年昭和11年)から第二次世界大戦終戦までは外交文書において「大日本帝国」に統一されたが、
それ以外では「日本国」「日本」などの名称も使用された。

略して「帝国憲法」、 明治に発布されたことから俗称として「明治憲法」とも。 また、現行の日本国憲法との対比で旧憲法とも呼ばれる。

東アジア初の近代憲法である。 日本国憲法施行までの半世紀以上の間、 一度も改正されることはなかった。 西暦1946年昭和21年)5月16日に第73条の憲法改正手続による帝国議会の審議を経て、 同年10月29日に枢密院が新憲法案を可決。 日本国憲法が西暦1946年昭和21年)11月3日に公布、 西暦1947年昭和22年)5月3日に施行された。 大日本帝国憲法の施行期間は、 西暦1890年明治23年)11月29日から西暦1947年昭和22年)5月2日までの56ヶ年5ヶ月4日(20,608日)である。