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伯禽(はくきん) 周朝・魯国

作成日:2021/9/2

伯禽
魯国初代君主
姓・名姬・伯禽
尊称禽父
周公旦(四男)
太姒
生年紀元前1068年?
没年紀元前997年
西周・武王
封地鲁(現在、曲阜)

伯禽(はくきん、? - 紀元前997年)は、魯の初代君主。姓は姫、名は伯禽。
父は周公旦
魯公(ろこう)・公伯禽(こうはくきん)としても知られる。

弟は周平公、蒋伯龄
子は鲁考公、鲁炀公

概要

周公旦の子として生まれる。
父の周公旦は、文王の四男で、 初代武王の同母弟であり、 周王朝の政治家である

当時、 父の周公旦は魯の国に封じられていたが、 周の成王を助けるために、 周の摂政として周に残っていた。
代わりに子の伯禽が、 現在の中国山東省南部の魯に「魯公」として派遣された。

伯禽は在位46年で亡くなり、息子の呂高公が跡を継いだ。

魯の君主就任後(紀元前1042年?)に管叔鮮・蔡叔度を指揮官とする反乱が国内で起こり、これを収めて魯に平定をもたらし、服喪三年の定めを取り決めなど魯の風習を改定したという。尚、紀元前997年に君主の座を子の「考公」に譲っている。