フォークランド紛争 西暦1982年4月2日 -
西暦1982年6月14日
フォークランド紛争は、
南大西洋のイギリス領フォークランド諸島(アルゼンチン名:マルビナス諸島)の領有を巡って、
西暦1982年に発生した、
イギリスと
アルゼンチンの間の紛争である。
同年3月、
アルゼンチン軍はフォークランド諸島・サウスジョージア侵攻を成功させたものの、
これに対してイギリス軍は航空母艦や原子力潜水艦などを含む機動部隊を派遣して反攻に転じ、
欧州共同体(EC)の協力も得て6月に勝利した。
この勝利によって、
フォークランド諸島の領有権はイギリスが獲得した。
敗れたアルゼンチンではレオポルド・ガルチェリ政権が崩壊し、
民政移管の引き金を引くこととなった。
冷戦下で近代化された西側諸国の軍隊同士による初めての紛争であり、
「兵器の実験場」とも称された。