フィンランド共和国
公用語 | : | フィンランド語 |
| | スウェーデン語 |
首都 | : | ヘルシンキ |
国家元首 | : | 大統領、首相 |
| | エドゥスクンタ議長 |
面積 | : | 338,431km2 |
面積順位 | : | 65位 |
人口 | : | 5,541,000人 |
人口順位 | : | 114位 |
人口密度 | : | 18.2人/km2 |
| | 西暦2020年 |
GDP(MER) | : | 2695億5700万ドル |
1人あたり | : | 48,786ドル |
| | 西暦2020年 |
独立 | : | 西暦1918年12月14日 |
| | 君主制廃止 |
ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島の付け根に位置する共和国。
フィンランド語の正称はスオミ共和国Suomen Tasavalta、
スウェーデン語名Republiken Finland。
北緯60度から70度にわたり、南北に細長い。
南はフィンランド湾、
西はボスニア湾に面し、
東は
ロシア、
北は
ノルウェー、
北西は
スウェーデンと国境を接する。
国土の3分の1弱が北極圏で、
気候は寒冷であるが農林業は盛んである。
面積33万8145平方キロメートル。
うち3万3522平方キロメートルが
内水面で、
森と湖の国といわれ、
正称「スオミ」のsuoは湖沼を意味する。
国旗は白地に青十字で、雪の白、湖の青、キリスト教の十字を象徴する。
国歌はJ・L・ルネベルィ作詞、
F・パシウス作曲の『Maamme』(たたえよ 祖国を)。
ロシアとスウェーデンの間にあって、
歴史的にその支配・影響を受けてきたが、
両国のいずれとも異なる民族的・文化的特質が
西暦1917年のロシア帝国の宗主権からの独立でようやく国際的に認められた。
国民の文化的・経済的水準は高く、国民性は勤勉でまじめである。
第二次世界大戦後は東西両勢力の緩衝地帯としての役割を果たし、
冷戦終結後は立場は変わったが、
いまも難民支援など平和への努力をつねに怠らない。