中央集権律令国家の誕生の地であることから、 飛鳥時代の宮殿や史跡が多く発掘されていることで知られ、 「日本人の心の故郷」とも紹介される。
日本で唯一、 全域が古都保存法対象地域の自治体である。 また、村全体の世界遺産登録に向けた計画が具体化している。
遺跡・景観保全のため、 明日香村特別措置法によって村内全域が歴史的風土保存の対象となっており、 開発や建築物の規制が厳しい。 このため人口は減少している。
時代区分の一つである飛鳥時代の名称の由来となっている自治体である。
その時代区分の名称が示す通り、
元の名称は「飛鳥村」であったが、
昭和31年7月3日に阪合村・高市村との合併により、
現在の「明日香村」になった。
ただし、 前身の旧・飛鳥村が成立する明治22年4月1日以前から「飛鳥村」という地名は存在しており、 幾つかの村と合併した際に「飛鳥村」が代表地名として残された。 ...