小窓
仲姫命(なかつひめのみこと)

作成日:2023/6/2

仲姫命
なかつひめのみこと
 
生没年 不詳
皇后 応神天皇元年2月3日
皇太后 仁徳天皇元年1月3日
陵所 仲津山陵(仲ツ山古墳)
仲姫(なかつひめ)
異表記 中日売命(古事記)
氏族 皇族(景行天皇3世孫)
父親 品陀真若王
母親 金田屋姫命
配偶者 応神天皇
身位 皇后→皇太后
皇居 軽島豊明宮
 
仲姫命(なかつひめのみこと、生没年不詳)は、応神天皇の皇后。
『古事記』は中日売命に作る。品陀真若王(五百城入彦皇子の王子、景行天皇の孫王)の王女で、母は金田屋野姫命(建稲種命の女)。
応神天皇との間に仁徳天皇を儲ける。仲津姫命とも。
高城入姫命、仲姫命、弟姫命は同母3姉妹であり、いずれも応神天皇の皇后・妃となっている。
応神天皇2年2月3日、応神天皇の皇后に立后された。 仁徳天皇元年1月3日、仁徳天皇の即位と同日に皇太后となった。
陵(みささぎ)は、宮内庁により大阪府藤井寺市沢田にある仲津山陵(なかつやまのみささぎ)に治定されている。
宮内庁上の形式は前方後円。遺跡名は「仲ツ山古墳(仲津山古墳)」で、墳丘長約290メートルの前方後円墳である。
応神天皇が八幡神として観想されると、その皇后である事から八幡三神中の比売神に充てられ、その神霊を祀る八幡宮も各地に鎮座する。