ソビエト社会主義共和国連邦(
ソビエト社会主義共和国聯邦)
ロシア語による頭字語: CCCP
ロシア語のラテン文字表記法における頭字語:SSSR
西暦1922年12月30日~
西暦1991年12月26日まで存在した
ソビエト社会主義共和国連邦は、
ロシア、ウクライナ、ザカフカース、白ロシア(ベラルーシ)の4つのソビエト共和国から成る
ソビエト連邦(以下
ソ連)を
西暦1922年12月30日に成立させた。
ユーラシア大陸北部に存在する社会主義国家で、
複数のソビエト社会主義共和国から構成される連邦国家である。
首都はモスクワ。
第二次世界大戦後は、
当時冷戦の時代となったが、
東側諸国の相次ぐ民主化により東西の冷戦構造は事実上崩壊した。
これらの動きを受けて、
西暦1989年12月2日から12月3日にかけて地中海のマルタで、
ゴルバチョフとアメリカ大統領のジョージ・H・W・ブッシュが会談し、
正式に冷戦の終結を宣言した(マルタ会談)。
西暦1991年12月17日、
ゴルバチョフ大統領は
西暦1991年中に連邦政府が活動を停止することを宣言。
12月21日、
グルジアとすでに独立したバルト三国を除く11のソ連構成共和国元首がCIS発足やソ連解体を決議したアルマアタ宣言を採択、
これを受けて12月25日にゴルバチョフはソ連大統領を辞任し、
翌日には最高会議も連邦の解体を宣言、
ソビエト連邦は崩壊した。
ソ連の国土面積は約2240万km2で、
世界最大の面積であった。
国土の南西ではアジアとヨーロッパの各国と国境を接しており、
一方の北東部では、
海を挟んで北アメリカ大陸と向かい合っていた。