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ソビエト社会主義共和国連邦

作成日:2022/2/2
ソビエト社会主義共和国連邦ソビエト社会主義共和国聯邦
ロシア語による頭字語: CCCP   ロシア語のラテン文字表記法における頭字語:SSSR
西暦1922年12月30日~西暦1991年12月26日まで存在した

ソビエト社会主義共和国連邦は、 ロシア、ウクライナ、ザカフカース、白ロシア(ベラルーシ)の4つのソビエト共和国から成るソビエト連邦(以下ソ連)を西暦1922年12月30日に成立させた。 ユーラシア大陸北部に存在する社会主義国家で、 複数のソビエト社会主義共和国から構成される連邦国家である。 首都はモスクワ。

第二次世界大戦後は、 当時冷戦の時代となったが、 東側諸国の相次ぐ民主化により東西の冷戦構造は事実上崩壊した。 これらの動きを受けて、 西暦1989年12月2日から12月3日にかけて地中海のマルタで、 ゴルバチョフとアメリカ大統領のジョージ・H・W・ブッシュが会談し、 正式に冷戦の終結を宣言した(マルタ会談)。

西暦1991年12月17日、 ゴルバチョフ大統領は西暦1991年中に連邦政府が活動を停止することを宣言。 12月21日、 グルジアとすでに独立したバルト三国を除く11のソ連構成共和国元首がCIS発足やソ連解体を決議したアルマアタ宣言を採択、 これを受けて12月25日にゴルバチョフはソ連大統領を辞任し、 翌日には最高会議も連邦の解体を宣言、 ソビエト連邦は崩壊した。

ソ連の国土面積は約2240万km2で、 世界最大の面積であった。 国土の南西ではアジアとヨーロッパの各国と国境を接しており、 一方の北東部では、 海を挟んで北アメリカ大陸と向かい合っていた。

国旗

ソビエト連邦.svg