日本原水爆被害者団体協議会 /
日本被団協 /
被団協
日本原水爆被害者団体協議会、
略称 日本被団協または被団協は、
西暦1956年に結成された日本の原爆被爆者の全国組織。
本部は東京都港区芝大門1丁目。
西暦1954年のアメリカ合衆国によるビキニ環礁での水爆実験(ブラボー実験)を機に広がった原水爆禁止運動の中で、
西暦1956年に被爆者の全国組織として長崎で結成された。
各都道府県でも被団協が結成され、
核兵器の廃絶や被爆者の救済を訴える活動を続けている。
西暦2024年にノーベル平和賞を受賞した。
日米安全保障条約の改定問題(安保問題)、
ソビエト連邦の核実験再開、
中華人民共和国の核実験、
部分的核実験禁止条約の評価をめぐり、
日本の原水爆禁止運動は3団体に分裂した(原水協、原水禁、核禁会議)。
被団協内部でも対立が発生し、
広島県被団協も同名の2団体に分裂したが、
被団協理事会は「いかなる原水禁団体にも加盟しない」と決定し、
加盟していた原水協からも脱退した。