壊変(かいへん) 英語:disintegration(崩壊、壊滅、荒廃の意)
不安定な原子核が放射線を放出したり、
自発的に核分裂を起こしたりして、
別種の原子核または安定な原子核に変化すること。
崩壊(decay)ともいう。
壊変によって生じた核種を娘核種(子孫核種)、
壊変前の核種を親核種と呼ぶ。
自然に起こる自発的なものと、
照射により誘導された人工的なものがあり、
いずれも変換の際に放射線を放出する。
放出する放射線によってα壊変、β壊変、γ壊変などという。
原子核がα線、β線を放出すれば別の核種に、
また、γ線を放出すれば安定な原子核に変わる。