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用語(VB)

作成日:2025/10/27

ABC順、よみがな順に記載する。

DLL

DLL

DLL(Dynamic Link Library)とは、 Windowsのプログラムファイルの種類の一つで、 様々なプログラムから利用される汎用性の高い機能を収録した、 部品化されたプログラムのこと。
標準のファイル拡張子は「.dll」。
VB.NETによるDLLの作成

Form

Form(フォーム)

Formとは、形、形状、形式、形態、型、書式、伝票などの意味を持つ英単語。
ITの分野では、 ソフトウェアの操作画面やWebページなどで、 利用者からの入力の受け付けや情報を表示する。
本来の語義通りに、 紙の書類の書式や帳票類などの意味で用いられることもある。
モーダル・ダイアログ・ボックス(modal dialog box)
モーダル・ダイアログ・ボックス(modal dialog box)
このフォームの表示中は他の操作はできない。
起動方法
Dim frm As New Form2()' Form2クラスのインスタンスを作成する
frm.ShowDialog(Me) 'オーナーウィンドウにMeを指定する
frm.Dispose() 'リソースを開放する
あるいは Dim frm As New Form2()' Form2クラスのインスタンスを作成する
frm.ShowDialog(Me) 'オーナーウィンドウにMeを指定する
frm.ShowDialog() 'このフォームが終わるまで呼び出し元には戻らない
frm.Dispose() 'リソースを開放する
モードレス・ダイアログ・ボックス(modeless dialog box)
このフォームの表示中でも他の操作はでる。
起動方法
Dim f As New Form2() 'Form2クラスのインスタンスを作成する
f.Show() 'Form2を表示する

Structure

Structure VB6に於けるType

Private Structure Person
	Public Name As String
	Public Age As Integer

	Public Sub setPerson(ByVal n As String, ByVal a As Integer)
		Name = n
		Age = a
	End Sub
End Structure
Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
	Dim p As Person ' インスタンスの作成
	p.setPerson("太郎", 17)
	Trace.WriteLine(p.Name)
	Trace.WriteLine(p.Age)
End Sub

アクセス修飾子

アクセス修飾子(Access Level)

(省略) ローカル変数
Public 他のクラスからも参照可能
Protected クラス内の派生クラスから参照可能
Friend 同一アセンブリ内からの参照可能
Private 同一クラス内からのみ参照可能

インスタンス

インスタンス(instance)とは、事実、事例、例、場合などの意味を持つ英単語。 ソフトウェアの分野では、 あらかじめ定義されたコンピュータプログラムやデータ構造などを、メインメモリ上に展開して処理・実行できる状態にしたものを指す。この意味では「実体」と訳されることもある。

特に、オブジェクト指向プログラミングで、 クラス定義に基いてメモリ上にデータと手続きの集合として実体化されたオブジェクトのことをインスタンスという。 クラスからインスタンスを生成することを「インスタンス化」(instantiation)という。 クラスは一種の雛形であり、 同じクラスから作られたインスタンスは同じ変数(プロパティ)と手続き(メソッド)を持つが、 各プロパティに代入されるデータ(値)はそれぞれのインスタンスごとに固有となる(インスタンス変数の場合)。 あるインスタンスのプロパティの内容を書き換えても、 同じクラスの他のインスタンスの同名プロパティは影響を受けない。

コンピュータ仮想化の分野では、物理的な一台のコンピュータ上で、 ソフトウェアとして実装された仮想的なコンピュータを起動したものを「VMインスタンス」「仮想化インスタンス」と呼び、 これを略して単にインスタンスということがある。 利用者やオペレーティングシステム(OS)のソフトウェアから見るとあたかも一台のコンピュータが稼動しているかのように振る舞い、 実際のコンピュータと同じようにその上でソフトウェアを起動することができる。 VMインスタンスの実体はコンピュータのメモリ上に展開されたプログラムとデータの集合であるため、 物理コンピュータそのものとは異なり、 稼働状態のまま通信ネットワークを通じて他の物理コンピュータに転送し、 移動先で同じように稼働を続行することができる。

エスケープ文字

文字列にエスケープ文字を埋め込むには「""」の様に2つ連続で記述する。 なお、改行などはvbcrlfなどの定数を指定する。
因みに、 C#ではバックスラッシュ「\」を前に付けて「\n」(改行)の様にエスケープ・シーケンスを記述する。
VBC#備考
''\'シングルクォーテーション
""\"ダブルクォーテーション
vbNullChar\0null文字
VBC#備考
VBC#備考

カルチャー

カルチャー

カルチャ」は、.NET/.NET Frameworkの言語に関連したリソースである。 なお、Win32APIでは同じものをロケールと呼ぶ。 カルチャの指定はBCP47形式の「言語-地域」のロケール形式で行う。 各言語/地域タグのカルチャのデフォルトデータは、 Windows内で定義されている。

カルチャは、 言語、地域ごとの文字列や日付や時間、数値などの書式を含む。 文字列には、カルチャロケール)のネイティブ言語による表現が含まれる。 たとえば、カルチャ設定(地域設定)がjaであるとき、 en-USのカルチャの表示名は「英語(米国)」となるが、 カルチャがen-USならば、「English(USA)」となる。

カルチャには、 表示言語などに使われるUICultureと、 .NET/.NET Frameworkの内部動作時に使われるCultureの2つがあり、 これを個別に指定できる。 UICultureは、Windowsの表示言語に対応し、 Cultureが地域設定に対応する。

これらを取得する「Get-Culture」「Get-UICulture」は、 標準モジュールである「Microsoft.PowerShell.Utility」に含まれている。

カルチャの切り替えは、 管理者権限でSet-Cultureコマンドでできる。 これにより「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」→「地域」→「地域設定」が切り替わる。 ただし、有効になるのは、 コマンド実行後に新規に起動されるセッションからである。

また、UICultureは、 Set-WinUILanguageOverrideコマンドで変更できるが、 有効になるのは、再起動、再ログインの後になる。 これは、Windowsの表示言語切り替えと同じだ。

カルチャは言語パックと関連するが、 カルチャ自体の利用(切り替え)には、 必ずしも該当する言語パックのインストールを必要としない。 ただし、言語固有の文字表示などには特定のフォントが必要になることがある。

コンポーネント

コンポーネント

システムやソフトウェアの構成要素であり、 独立して機能し、 他の部分と組み合わせてシステム全体を構築するための部品や要素を指す。 コンポーネントは特定の機能や目的を持ち、 再利用可能であることが一般的。

シンボルを読み込んでいます。

シンボルを読み込んでいます。(メッセージ)

VB.NETを起動したときに「シンボルを読み込んでいます」のメッセージが出て待たされる。
これは、 デバッグシンボルがローカルにキャッシュされるよう設定されていなかったため、 デバッグの都度サーバーからシンボルを読み込んでいることが原因である。
「読込中です。なので少し待っていてくださいね。」のメッセージである。
このメッセージを表示させないようにするためには、 デバッグシンボルをローカルにキャッシュするよう設定すれば良い。

その手順

ダイアログ

ダイアログ

ダイアログとは、 人間とコンピューターとの間の対話のこと。
ダイアログを実行することで、 対話式ディスプレイ端末を使用しているユーザーは、 コンピューターと情報を交換できる。
ユーザーは、 システムが用意しているインターフェースを介し、 対話式アプリケーションを始動する。
ユーザーとのダイアログは、 コンピューターがパネルを表示して、 ユーザーに対話を要求することで開始される。 このようにして開始された対話は、 目的の作業が完了すると終了する。

ダイアログボックス

ダイアログボックス(dialog box)

ダイアログボックスとは、 コンピュータの操作画面で、 利用者に何らかの入力を促すために表示される矩形の領域のこと。 小さなウィンドウの形で表示されることが多い。 “dialog” は「対話」の意味である。 他のウィンドウよりも手前にポップアップ表示され、 操作や入力を促すメッセージと共に、 ボタンなどの入力要素が現れる。 利用者が指示に従ってボタンを押すなどの操作を行うと消滅することが多い。

最も単純なものは利用者に何らかのメッセージを伝達するもので「処理に失敗しました。 [OK] 」といった形式で表示され、 唯一表示されているボタンを押すと消える。 次いで多いのが利用者に可否など単純な選択(二択または三択)を求めるもので、 「処理を開始してもよろしいですか。 [OK] [キャンセル] 」といった形式で表示され、 利用者がいずれかのボタンを選んで押すと、 選択に従って動作が決定される。 ファイル選択ダイアログやユーザー認証ダイアログのように、 文字入力や一覧からの項目の選択、 これら複数の入力要素の組み合わせなどの複雑な操作を求めるタイプもある。

モーダルとモードレス
出現すると入力が完了するまで当該ソフトウェア内(OSや全画面表示の場合は画面内)の他の要素の操作が行えないようロックされるものを「モーダルダイアログ」(modal dialog)という。 利用者に確実に警告などを伝えたい場合や、 利用者が意思表示しないと処理を先に進めようがない場合に用いられる。 一方、 出現後も自由に他のウィンドウなどに移って操作することができるものを「モードレスダイアログ」(modeless dialog)あるいは「ノンモーダルダイアログ」(non-modal dialog/非モーダルダイアログ)という。 メニューやオプションなど、 どのタイミングで操作・選択しても良い補助的な要素を置くのに用いられることが多い。

タイトルバー / キャプションバー

タイトルバー(title bar) / キャプションバー(caption bar)

フォームの最上部に表示される1行分の帯状の表示領域である。
タイトルバーに表示されるものは、 左端に「コントロールボックス」、 続いてテキスト(キャプション)である。
右側にはいくつかのボタンが標準で配置されている。これはユーザーがプログラムで変更することができる。

ちなみに、 「ToolStripコントロール」でタイトルバーの下に追加されるバーは「ツールバー」と呼ぶ。 ...
タイトルバーとは
空のフォーム 何も定義していないフォーム。

フォームの領域名 領域ごとの用途は画像内の説明どおり。

つまり、タイトルバー(キャプションバー)とは、キャプション(タイトル)を表示する領域のことである。
タイトルバー(キャプションバー)の左端には
  • コントロールボックス
タイトルバー(キャプションバー)の右端には
  • 最小化ボタン(MinimizeBox)
  • 最大化ボタン(MaximizeBox)
  • 閉じるボタン
が表示されている。
最小化ボタン、最大化ボタン、閉じるボタンおよびコントロールボックスの表示/非表示を制御する。
最小化ボタン
フォームのMinimizeBoxプロパティにTrue/Falseを設定する。
最大化ボタン
フォームのMaximizeBoxプロパティにTrue/Falseを設定する。
閉じるボタン
閉じるボタンだけを表示/非表示することはできない。(プロパティが用意されていない)
コントロールボックス
フォームのControlBoxプロパティにTrue/Falseを設定する。
このとき、最小化ボタン、最大化ボタン、閉じるボタンも同時に表示/非表示する。
ただし、 タイトルバー(キャプションバー)が表示されなくなるわけではないので、 タイトル(キャプション)は表示されている。
閉じるボタンだけを非表示にする手段
閉じるボタンだけを非表示にする手段」を参照。
閉じるボタンだけを非表示にする手段

外部サイト【別窓】

Win32 API を使用した[閉じる]ボタンの無効化

Win32 API で[閉じる]ボタンの無効化を実装するには、 フォームのコントロールボックス(システム・メニュー)を取得して、 その中の[閉じる]メニュー項目を削除すればよい。
そうすれば、タイトルバーの[閉じる]ボタンも自動的に無効化されるようになっている。

具体的には、Win32 API のGetSystemMenu関数を呼び出してシステム・メニューのハンドルを取得し、 RemoveMenu関数を呼び出してシステム・メニューから[閉じる]メニュー項目を削除する。

これらの関数の構文について簡単に説明する。
なお、これらの関数のより詳しい説明は、MSDNの「プラットフォームSDK」を参照していただきたい。

IntPtr GetSystemMenu(IntPtr hWnd, UInt32 bRevert)

GetSystemMenu関数の構文
GetSystemMenu関数の第1パラメータには、 ウィンドウ・ハンドル(ウィンドウを識別するためにシステムによって割り当てられる番号)を指定する。
このウィンドウ・ハンドルは、 フォームのHandleプロパティに格納されている。
第2パラメータには、 コントロールボックスをデフォルトに戻す(初期化する)かどうかを指定する。
本稿のようにコントロールボックスを取得する場合には「0」を指定する。
削除した[閉じる]ボタンを復活させるには、 このパラメータに「1」を指定してコントロールボックスを初期化すればよい。
関数の戻り値には、システム・メニューのハンドル(識別番号)が返される。

UInt32 RemoveMenu(IntPtr hMenu, UInt32 nPosition, UInt32 wFlags)

ツールチップ

ツールチップ(tooltip) /
ツールヒント(tool hint) /
ポップヒント(Screen Tips) Microsoft Office/
ステータスバーテキスト(Statusbar Text) Microsoft Access

Windowsアプリケーションで、 コントロール上にマウス・カーソルが停止すると、 小さなウインドウを表示して、 そのコントロールの説明が表示されることがある。 これは「ツールチップ」もしくは「ツールヒント」)と呼ばれるものである。 Windows OS では随所で表示されている。
一般的にはポップアップ表示するが、 Microsoft Accessのステータスバーテキストは、 その名前のとおり、 ステータスバーに表示される。

Visual studio では「ToolTipコンポーネント(System.Windows.Forms名前空間)」を利用すればよい。

メタ文字

メタ文字とは、 プログラミング言語や正規表現などで、 本来の文字としての意味とは異なる特別な意味を持つ記号のこと。
これらの文字を組み合わせることで、 「行の先頭にある」「任意の1文字」「直前の文字の1回以上の繰り返し」といった、 複雑な文字列のパターンを表現できる。

文字列の埋め込み

文字列の埋め込み / 補間文字列

文字列の埋め込み(Microsofのサイトでは「補間文字列」と表現)とは、 文字列に文字列を埋め込む(挿入する)機能である。 Visual Basic 14(Visual Studio 2015)から可能になった。 ...

「String.Formatメソッド」を使用して文字列を埋め込む

文字列の埋め込みは、 従来から「String.Formatメソッド」を使用して実現することができた。
Dim moto As String = "I love"
Dim data As String = "you"
moto = String.Format(moto & " {0}.", data)
 ' 実行結果は「text="I love you."」となる。

下記のコーディングでも、変数名を含め上記と全く同じ結果となる。
Dim data As String = "you"
Dim moto As String = String.Format("I love {0}.", data)
 ' 実行結果は「moto="I love you."」となる。

文字列補間(Visual Basic 14 から)を使用して文字列を埋め込む

Visual Basic 14(VB14)からは下記のように、 先頭に$を付けた文字列内に{}で囲んだ変数名を記述することによって文字列を挿入することができる。
埋め込む文字列はいくつ指定しても良い。
Dim ins1 As String = "you"
Dim ins2 As String = "me"
Dim data As String = $"{ins1} and {ins2}"
 ' 実行結果は「data="you and me"」となる。




関連項目
用語集