律令制(りつりょうせい)、律令国家(りつりょうこっか)/ 令制国(りょうせいこく)

(りつ)は刑法、(りょう)はその他の主に行政法を意味する。
などと表現する。

中国を中心とする東アジア世界で行われた政治制度である。
中国では南北朝以後清朝に至るまで歴代王朝が律令をもったが、 日本では古代において中国から継承したこの法体系が政治支配の基本として独自の役割を担ったので、 7世紀後半から10世紀ごろまでを、 とくに律令制の時代、もしくは律令時代とよんでいる。