パブリックドメイン(public domain) 略:PD
パブリックドメインとは、
公有の(財産)、公知の(情報)、という意味の英語表現。
知的創作物について、
その財産権が誰にも帰属せず社会全体で共有されている状態のこと。
著作物や発明、商標、意匠などの知的財産に対する排他的な財産権が存在しないか失効し、
誰でも自由に使用できる状態を指す。
特許権が期限切れとなった発明、
商標登録が失効した製品名などを含む概念だが、
通常は著作権が失われた著作物を指すことが多い。
知的創作物がパブリックドメインになる場合としては、
権利者が権利の放棄を宣言した場合、
法制度上権利が発生しないと定められている場合(法律の条文など)、
権利の保護期間が終了した場合(著作権、特許権など)、
権利取得や継続に必要な手続きを行わなかった場合(特許権、商標権など)、
権利者が死亡し相続人がいない場合などがある。
パブリックドメインソフトウェア (PDS:Public Domain Software)
コンピュータプログラムは主に著作権による保護を受けることができるが、
開発者が著作権を放棄し一般に公開したものを「
パブリックドメインソフトウェア」という。
誰でも自由に入手や使用、再配布、販売、改変、
自らのソフトウェアへの組み込みなどを行うことができる。
無料で入手、使用できる点はいわゆるフリーソフトウェアやオープンソースソフトウェアなどに似ているが、
これらは開発者が著作権を放棄しておらず、
添付文書のライセンス(利用許諾契約書)に禁止事項や制約が定義されている点が異なる。